さて今回は、FUJIFILM X-T1&フジノンレンズ XF56mmF1.2 Rでポートレートを撮るのが目的です
ポートレートに適したフジノンレンズ XF56mmF1.2 R・・・先ず最初に絞り解放(F1.2)でフォーカスは無限遠・・・・さすがに解放は柔らかく味気ない
では近接のポートレートならどうか?
一般的に撮像素子が大きい(APS-C以上)大口径のレンズで解放(F1.8以下)の場合センターでも僅かながら球面収差等の影響でクッキリしない場合が多い
しかし、このレンズは解放から十分芯のある描写を醸し、そこからフワッときれいなボケが広がっていきます
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このレンズのパフォーマンスを検証する為に、全ての画像はあえて解放(F1.2)で撮影しました

顔検出をONで撮影していますが、正面である程度の距離を保つと問題なく動作します
さすがにこの角度だと反応せず

色収差、球面収差、歪曲は皆無に近く十分使用できる

RAWで撮影、LightRoom5にて現像しましたが暗部を持ち上げ、WBを若干寒色に補正した程度

空気を撮るような感じ
鋭いようで、柔らかい

これなら、誰でもポートレートをきれいに撮れます
つまりクセがない(笑

むしろボディの操作に戸惑う、ダイヤル式は分かりやすいが慣れないと、やはり一旦撮影を中断しやすい・・・逆に言えば慣れると直感的に操作できるのかもしれません

途中から顔認識AFをOFF
MFに切り替えました

MFに切り替えた訳は、やはり睫毛にピンの中心を合わせる、または意図的にピンを外すため

しかしMFのため撮影のテンポは落ちます

SONYのα7シリーズのように顔認識AF+DMF(拡大)のような仕組みがあれば、割とテンポよく撮れると思うのですが、そこまではいかないようです

睫毛にピントを合わせましたが、EVFでしか味わえないフォーカスピーキング機能のおかげで楽ですね

アルコール無しです

少し休憩しましょう

こちらはWBの調整はしていません、すこし赤みを付けただけですが
SONY(黄色寄り)やオリンパス(青色寄り)のような感じは無く、肌色が綺麗に撮れます

非常にナチュラルですね

そう思いませんか?

ポートレートに関わらず、このように切り取るようなスナップもお手芸だと思います
こういうのも好きだな~

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